海洋音響学会 2010年度 第1回 講演会 (2011/2)
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特定非営利活動法人 海洋音響学会 2010年度第1回講演会のご案内
講演者:Brian G. Pazol,Ph.D
(Vice President, 米国Materials Systems Inc.)
演題:Advanced, Broadband High Performance Piezocomposite Transducers
(最新の広帯域・高性能ピエゾコンポジットトランスデューサ)
日時:2011年2月1日(火)14:30~16:00
会場:東京海洋大学(品川キャンパス),7号館1階, 多目的交流研修室
http://www.kaiyodai.ac.jp/info/access/access.html
7号館の場所はpdfファイルをご参照ください(�の建物)。
参加費 :名誉会員・通常会員 無料, 賛助会員・学生 1,000円, 一般 2,000円
担当 :飯田浩二(北海道大学)
お問合せは,飯田( このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 ,電話0138-40-8852)まで
懇親会:なお講演会終了後,会場周辺にて懇親会を開催いたします。(会費1,000円)
資料:開催ポスター(各所で掲示をお願いします)
要旨:
ピエゾコンポジットは,通常のモノリシックセラミックに比較して,様々な利点を持つ圧電材料として利用される。ピエゾコンポジットで製造されるトランスデューサは,広帯域かつ高感度であり,大面積シート状に製造すると比較的安価に製造できる。
ピエゾコンポジット材料の大部分はポリマーであるため軽量であり,また,アクティブ材料と非アクティブ材料の体積比を調整できるので,トランスデューサの最適化を実現するための設計の自由度が大きい。さらに,ピエゾコンポジット材料はコンフォーマブルなので,小型ビークルの外形曲率に適合する形状に製造できることや,爆発衝撃に耐えうる非常に頑丈な性質や利点を持っている。
本講演では,複雑な形状のトランスデューサ及び送信用,受信用,送受信用アレイを含む最新のピエゾコンポジットトランスデューサの設計手法を紹介し,曲面アレイ構造や,ユニークなアパーチャパターンを実現するためのフェーズドアレイの設計と計測結果について述べる。。